早期英語教育について、良いとか良くないとか、色々な専門家の意見や研究結果がありますよね。
でもその子供によって、それぞれ置かれている環境は違うので
全てが我が子に当てはまるとは言い切れません。
では実際に我が家の場合はどうなったでしょうか。
息子は生まれた時から出来るだけ英語に触れる機会を多くしてきました。
そしてもうすぐ2歳半です。
具体的にどんな環境でどんなことをしてきたのかをまとめてみました。
まず、私も旦那も英語はほとんど話せません(でした)。
息子には生まれて間もない時から以下のことをしてきました。
1、英語CDのかけ流し(1日1時間程度)
英語教材のサンプルCDをはじめ、ディズニーの英語システムのCDや、英語絵本の朗読のCDなどをかけることが多いです。
2、英語での語りかけ
これは赤ちゃんの時からやっていますが、
一日中全ての会話を英語でしてきたわけではありません。
基本的にはお家のなかだけです。
途中息子の成長に合わせて、ちゃんと説明しなければいけない状況の時が出てくるなど
英語で表現するのが難しくなった時にはしばらくやらない時期もありました。
ほとんど私の気まぐれでの語りかけでした。
3、英語の絵本の読み聞かせ
図書館で借りてみたり、購入してみたり、とにかく息子が読んでと持ってこられるように
少しずつ集めて、今は30冊以上の英語絵本があります。
その時によって、英語絵本の方が好きな時期もあったり日本語の絵本が好きな時期もあり
毎日何冊読んであげるなどは決めていません。
4、英語のTV、英語教材のDVDを見せる
これは赤ちゃんの頃から徹底して、「いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」
以外の番組は全て英語音声のアニメ、DVDを見せてきました。
子供がTVを見るのは良くない影響があると思っているので、基本的にTVをつけっぱなしにしていることはないですが
日中、自分がどうしても子供の相手をしてあげられない時に、日本のアニメを見せるよりはと思い今も続けています。
息子は今の段階では、英語でTVを見ることが当たり前になっているので
見せた番組が日本語の音声になってしまっているのを、私がすかさず英語に切り替えても何も文句は言いません。
こんな感じで日々英語を日常に取り入れてやってきました。
そして2歳2ヵ月の時から、マンツーマンで英語の先生に遊んでもらっています。
教えてもらっているというより、本当に遊んでもらっているだけです。
これは、週に一度から隔週に一度30分程の短い時間です。
現在の息子の今の英語力ですが、発語についてはほぼ日本語です。
もともと言葉が出るのが遅く、2歳過ぎてからやっとママパパと言えるようになったくらいです。
でもママより先に一番最初にしゃべった言葉は
「Apple」です。
多分「あ」からはじまるので言いやすかったんでしょう。
なので単語は英語と日本語が混じっています。
最近は二語文、三語文が出てきますが、日本語の文の中に英語の単語が出てきます。
聞き取りについては、英語音声のTVをすべて理解しているかどうかは今は確認できませんが
私が英語で話しかけることについてはほぼ理解していると思われます。
1歳半を過ぎた頃から、指差しは英語でも日本語でも出来るようになりました。
具体的にはフルーツや野菜の名前、動物の名前、乗り物、色、形などに関する単語です。
そして2歳を過ぎて発語があってからは、バイリンガルに近い脳の構造だなと思うことがあります。
それは、例えば散歩をしていて私が「あ、紫色の花が咲いてるねー」と指をさして話しかけると
息子は「purple!」と言ったことがありました。
英語で言っても日本語で言ってもそのものの認識は違っていないので
脳の回路がどんな風になってるんだろう?と疑問に思ったこともありましたが
「車」というものを「くるま」とも「ぶーぶー」とも言う。
「犬」というものを「いぬ」とも「わんわん」とも言うように、
「りんご」は「リンゴ」であり「Apple」でもあるみたいなことでしょうか。
とにかく自然に英語が身についていると感じます。
ただ、これから英語での発言やコミュニケーションが取れるようになるのは
また少しやり方を考えないとと思っています。
そして早期英語教育の弊害ですが、
現状息子は発語も遅かったので、日本語で流暢なしゃべりは出来ません。
ただ同じ月例のお子さんを色んなところでたくさん見てきましたが
特別息子のコミュニケーション能力に問題があるようには見受けられません。
我が家の場合のほんの一例ですが、参考にしていただければ幸いです。